ネット追跡型広告が規制される可能性が!消費者契約法改正のニュース
SEO界隈のビッグニュースに続いて、ネット広告界隈で話題になったニュース。法改正によって追跡型広告が規制される可能性があるというお話です。確かに同じ広告が繰り返し表示されるのが迷惑にあたるという意見は完全には否定できないですよねぇ...。
「消費者契約法」改正で、ネット広告に拡大することを検討中
こんなニュースが出てました。
法改正の要点は、
- 現在、消費者契約法の改正が検討されている。
- 検討内容の中に、適用範囲をネット広告にも拡大することが含まれている。
- 改正案は来年の通常国会に提出される見通しである。
改正による影響としては、
- 「迷惑なネット広告」が定義される
- それにより、ネット追跡型広告が規制される可能性がある
ということが、考えられるということです。
しつこいほど繰り返し表示される広告が押し売りに近いということが議論のきっかけみたいですね。
リターゲティング広告が規制され、影響は拡大する可能性もある
規制の話題になってる広告は、「リターゲティング広告」と言われるもの。
海外旅行について検索してたら、画面に表示される広告が海外旅行に関するものばかりになったとか、そういうやつです。
広告主側からしたら、自分のサービスに興味がありそうな人を狙い撃ちして広告を見せることが出来て、コンバージョンに繋がりやすいと言われています。
消費者側から考えても、本当に興味のある広告が表示されるのであれば、目障りには思わないのですが、いちユーザーとしてネットを使っていて、それほど精度が高いとは言えない状況ではあるかなとは思います。(確かにウザいと感じる時はある)
ネット広告界隈で話題になっているのは、
リターゲティング広告が出しづらい状況になるのではないか。
ということと、
その他の個人情報を共有する機能を実装したサービスへの規制にも繋がるのではないか。
ということ。
フェイスブック広告とか、Amazonのレコメンド機能的なものまで広がったりするんでしょうか。
個人的には、ネットはなるべく自由な方が良いと思う方ですが、さすがに今の状況では何かしら規制が必要という意見にも納得できます。
具体的にどうなるかはまだまだこれからですが、リターゲティング広告は出稿することも多いと思うので、要チェックのニュースかと思います。