もう既に古くて廃れたSEOの手法と、これからのSEO
個人的にSEOってリスティング広告などに比べてとらえどころがないというか、色々な手法が入り乱れているイメージが有ります。ブラックやらホワイトやら。これは古いやら、いやまだ使えるなどなど。こういう記事をみてまた翻弄されています。
アメリカのSEO最新事情
記事では、SEOの変化について、新しい手法をとったサイトが、旧型の手法で上位に表示されていたサイトを逆転した事例をまとめています。
どれもが、まったく斬新な手法というわけではなく、どこかで目にしたことはある考え方だとは思います。
Googleのアルゴリズムが進化しているので、正解は、質の高いコンテンツを持つユーザーフレンドリーなサイトを作ることだ。というのが全体的な結論です。
こういう記事を読むといつも思うことがあります。
経営の世界では5~8年というけど、ウェブの世界では?
アメリカの最新事情ってことですが、日本も同じ状況になるには若干タイムラグがあるんでしょうね。
ウェブの世界では2~3年くらいでしょうか。もうちょっとかかるのかな。
大きなアルゴリズムのアップデートはほとんどタイムラグがありませんが、ユーザーの行動や企業のアプローチといったところは、アメリカが世界の最先端を行っていて、日本は後追い。
マックもセブンもツタヤも、その辺のスーパーマーケットもアメリカ企業のパクリですから、アメリカの動向を押さえておくのは大事ですよね。
すでに効果が実証された手法を他に先駆けて実行できるということですからね。
廃れたは言い過ぎ。未だ上位表示されているという事実
例えば記事の中で、
Ahrefsによると、1位に表示されているNerd Walletのサイトは、136のリファラードメインから176本のバックリンクを獲得している。一方のChaseのサイトは、69のリファラードメインから293本のリンクを獲得し、American Expressのページは、343のリファラードメインから90,000本のバックリンクを獲得している。
ルートドメインの名前を見てみると、ChaseとAmerican Expressのサイトは、Nerd Walletのサイトよりも多くのユニークなドメインからリンクを獲得していることが分かる。
GoogleのPageRankに関しては、Nerd Walletのサイトは6、ChaseとAmerican Expressのサイトは7と評価されている。
このデータからも分かるように、バックリンクの量に力を入れる必要はない。代わりに、Nerd Walletのサイトのように、質の高いリンクに焦点を絞るべきである。
リンク構築でリンクの量を増やすことばかり考えるのは得策ではない。自分のウェブサイトのコンテンツと具体的に関連性が高いリンクを構築する取り組みを優先しよう。
リンクの数は少ないけど質の高いサイトが、数が多くて質の高くないサイトの順位を上回ったという事例です。
リンクの数が多いだけではダメということですが、順位は抜かれたとしても、それでも強豪ひしめくビッグワードで、上位表示は維持しているというのも事実。
「廃れた」というのは言い過ぎでは。リンクの数を求めるのと、質を求めること。これらを実行しようとした時の難易度やコスト、スピードを考慮するという視点も必要なのかなと思います。
よくアフィリエイターの人たちが、まだブラックな方法も使える的なことをつぶやいていますが、アフィリエイトをする上では、あれはあれで目標の収益を上げるための最短距離を選択しているという意味で一理あると思っています。
なんか、まとまりのない文章になってしまいました。
要は安易に答えに飛びつかず、自分の目的やゴールを明確にする。
目的を達成するために適切な手段を判断する。
そのための情報の取捨選択が大事、ということに注意していきたいと考えています。