士業事務所のweb担当が学んだこと

税理士事務所に勤めるウェブ担当者が日々の業務で学んだノウハウを公開するブログです。士業事務所の集客に使えるマーケティングやウェブ制作のノウハウを実際に中で働いているからこそ分かる視点を交えてお伝えします。

iOS9の広告ブロック機能で悲喜こもごも。どんな影響があるんでしょ?

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新しいモデルのiPhone6sについては、世間一般的に話題ですが、多少なりともWEBに関わりのある人の間ではiOS9から搭載される広告ブロック機能についても話題になってます。広告を出す側、見る側でどんな影響があるんでしょう?

 iOS9の広告非表示機能とは

iOSの機能なので、iPhoneに関係する機能です。Androidスマホには関係がない話です。

 

iPhoneやiPadでウェブサイトを見た時に、ディスプレイ広告を非表示にできる機能。

 

iOS9の新機能として注目されていたのですが、詳細が分かってきました。

 

iOS9にアップデートすると自動的に広告が表示されなくなる訳ではありません。有料のアプリをインストールすることで広告の非表示が可能になります。

 

広告ブロック機能についての反応

 

なんというタイトル...

 

kabumatome.doorblog.jp

 

ネット広告を運用していないネット民の中には歓喜している人も多そうですが、

なかなか鋭い洞察だと思いました。

 

広告をブロックするためのアプリもものすごい勢いでダウンロードされたようですね。

でも、業界関係者がテストのためにインストールしている分も相当数あるような気がする。

 

たぶん、現時点でこの話題に反応している層ってそもそもネット広告でコンバージョンするような人達ではないんじゃないかと思っております。

 

私個人としては、AdWordsもAdSenseも運用しているので、ちょっと困った機能だと思っていたんですが、アプリをインストールする必要があることが分かってさらに安心しました。

 

そもそもアプリのインストールまでする層はターゲットとなりえるのか、という滝井さんの意見に賛同です。

 

AdWordsの運用という面では、むしろCPAがよくなるかもしれませんね。

 

AdSenseの収益性についてはまだなんとも言えませんが、私はそもそも誤クリックを誘発するような使い方をしてませんので大きな影響はなさそうな気がしてます。(このブログでは適当にしか運用してないんですが...^^;)

 

最後に、すごく興味深い実験をされていた方のブログを紹介します。

tetesuke.hatenadiary.jp

 

まだまだ精度は高くないようですね。

 

AdWordsやYDNの非表示は困っちゃうんですが、1ユーザーとしては、18禁系の広告を非表示にできると嬉しいので、私も広告ブロック機能は使うことになると思います。

 

広告はほんとうに必要な人に届けばいいのかなと。そういう意味で、脅威になるような機能ではないかと思いました。