キーワードの収集が苦手な人は、フレームワークを利用するといい感じです
SEOでも、PPCやリスティング広告でもキーワードを集めろって言われますよね。インターネット上にもキーワード集めに使えるツールは色々あって、使い方を解説しているサイトもたくさんあります。
今日は、使い方は分かっても、どうやってキーワードを集めればいいのかいまいちピンと来ない...という人向けの記事です。
キーワード集めが苦手と感じる人へ
僕も最初の頃そうだったんですが、キーワードを集めろという記事を読んでも、いまいちピンと来ない人っていらっしゃるのではないでしょうか。
だって、キーワードって1000とか2000とかたくさん集めるんでしょう?そんなにたくさん思いつかないよ!
そんな状態で手を動かしてみても上手く行かず、苦手だなぁとか向いてないなぁと感じてしまって精神衛生上よろしくありません。
そもそもキーワードって何?という人向けの記事は以前書きました。
どんなものをキーワードと言うかはわかった。
でも、いざ自分のビジネスに関係しそうなキーワードを集めようと思っても、上手く発想が出てこない!という人向けに、キーワードを上手に集める方法について書いていきたいと思います。
一連の流れを先に説明すると、キーワードを集めるためのフレームワークを使って親となるキーワードを集めて、ツールの力を使って一気に複合キーワードを集められます。
この方法だと、1000とか2000のキーワードを集めるのも余裕ですよ。
今回はフレームワークを使った親キーワード集めの方法を紹介します。
フレームワークを利用するとキーワードを考えるのがラクになります
フレームワークというのは、考え方の枠組みという意味ですね。
SEOやリスティング広告で使えるキーワードを集めるフレームワークを紹介します。
集めるべきキーワードを分類すると以下のように分けられます。
- 固有名詞、ブランド名を表すキーワード
- 商品やサービスそのものを表すキーワード
- 代替サービスを表すキーワード
- 周辺サービスを表すキーワード
- タイミングについてのキーワード
この5つです!
この5つの分類に当てはまるキーワードを集めていくとスムーズ集められます。
具体例を出して、実践してみます。
例 レモンジーナを宣伝するサイトを作ったとしてどんなキーワードを集めるか
例えば、私がレモンジーナを宣伝するためのサイトを作ったとします。このサイトのSEOをやり、リスティング広告を出すためにキーワードを集めたい。
その場合、上の5つのフレームワークに沿って、キーワードを集めていくわけです。
固有名詞・ブランド名を表すキーワード
- レモンジーナ
- LEMONGINA
- サントリー
- SUNTORY
- サントリー食品
- オレンジーナ
これは分かりやすいですね。でも実務上ではこのキーワード郡は一番重要です。なぜなら固有名詞キーワードが一番お金を生むからです。
固有名詞で検索してくる人なんて、買うき満々な人が多いわけですから。抜けの無いように収集しましょう。
商品やサービス名そのものだけでなく、会社名なども固有名詞キーワードとして集めておくのがポイントです。
商品やサービスそのものを表すキーワード
- 炭酸飲料
- ジュース
- 飲み物
- ペットボトル飲料
- 果汁入りジュース
- レモンジュース
- 清涼飲料水
こんな感じです。商品やサービスそのものを言い表す言葉を集めます。固有名詞との違いが分かりますでしょうか。
あとは、商材が解決する悩みそのものについても、そのものキーワードと考えてよいかと思います。レモンジーナだと難しいですが、
- 水分補給
- 喉の渇き
などです。
マッサージ屋さんを例にすると、「マッサージ」「手もみ」と、「肩こり」「腰痛」みたいな感じです。
これはもっとたくさん出せそうですよね。
そのものキーワードは、思いつきやすいキーワードですが、それは検索する人にとっても、集客する人にとってもです。
つまりコンバージョンやアクセスは集めやすいですが、ライバルも多くなりがちです。でも集めないわけには行きませんから、こちらも抜けの無いように集めましょう。
代替サービスを表すキーワード
- オレンジジュース
- りんごジュース
- チューハイ
- ビール
- 麦茶
自社が扱う商品やサービスの代替品にあたるものを表すキーワードを集めます。
代替サービス以下のキーワードをいかに集めるかが腕の見せどころといったところかもしれません。ここでライバルに差を付けるわけです。
周辺サービスを表すキーワード
- スイーツ
- お菓子
- おやつ
- レモン
- 果汁
- 果物
- 果樹園
- フランス
- コンビニ
- 自販機
周辺キーワードでは、扱っている商材の周辺にあるキーワードを集めます。
今回は、ジュースと一緒に食べるであろう「スイーツ」や「おやつ」、
ジュースの素材である「レモン」「果物」、
そこから発展させてレモンジーナの生まれである「果樹園」「フランス」、
あとは、販売場所の「コンビニ」「自販機」
と言った感じで連想していきました。
素材については、そのものキーワードなんじゃ..と思った方もいるかもしれませんが、どこに分類したかは関係ありませんので、思いつきたところで書き出してしまえばいいです。
商材に関連しそうな言葉を思いつければ何でもOKです。
タイミングを表すキーワード
- アウトドア
- 通勤通学
- 花見
- お出かけ
- スポーツ
タイミングによって商材が必要になりそうだなと思うキーワードを集めていきます。
レモンジーナでいうと、レモンジーナを飲むタイミングやイベントなどですね。
ここは、ライバルを出し抜くお宝キーワードが生まれる可能性が高いですので、頭を捻って頑張りましょう。
これでも発想が生まれない場合は他人の力を借りる
フレームワークを使うと、色んな種類のキーワードを思いつくことができましたね!
フレームワークを使ったとしても慣れないうちは、キーワードを思いつかない場合もあるかもしれません。
そんな場合は、他人の力を借りましょう!
他の人とディスカッションする
一人で黙々と考えてやるより、人と話しながらの方がキーワードのバラエティは豊富になります。
協力してくれる人をみつけて、フレームワークにそってディスカッションしながら、キーワードを出してみましょう!
Yahoo!知恵袋などの投稿サイトを覗く
一人でなんとかしなければ行けない時は、Yahoo!知恵袋などの質問投稿サイトを利用してみましょう。
レモンジーナで検索して出てきた投稿↓
新たにレモンスカッシュというキーワードを見つけることができました。
質問投稿サイトは検索ユーザーの疑問そのものといえるので、キーワードを見つける時だけでなく、コンテンツを考える時も使えるので、覗いてみるといいと思います。
まとめと次のステップについて
フレームワークに沿って、集めたキーワードをExcelファイルなどに記録していけば、ここでの作業は完了です。
次のステップでは、ここで集めたキーワードを親として、合わせて検索されるキーワードを探して、複合キーワードを作っていきます!
この複合キーワードをSEOやリスティング広告で使っていけばいいわけです。
キーワード集めが苦手な方の役にたてたでしょうか?
次回もよろしくお願いします!