士業事務所のweb担当が学んだこと

税理士事務所に勤めるウェブ担当者が日々の業務で学んだノウハウを公開するブログです。士業事務所の集客に使えるマーケティングやウェブ制作のノウハウを実際に中で働いているからこそ分かる視点を交えてお伝えします。

ゆうメールがいい感じ!今までダイレクトメールをヤマトメール便で送っていた人におすすめ

f:id:h_kagawa:20150513101959j:plain

勤務している税理士事務所ではダイレクトメールでの集客を行っているのですが、ヤマトメール便が廃止になったことで代替サービスを探していました。そこで目をつけたのが日本郵便のゆうメール。どんな感じで利用しているか紹介します。

 

クロネコメール便の廃止、ヤマトの代替サービス

2015年4月1日から従来のヤマトメール便が廃止になりました。企業のダイレクトメール用途だけでなく、一般の方も多く利用するサービスでしたので、使えなくなってしまったことは大変残念です。

 

理由は、メール便で信書を送ってしまう事例が多かったためということになっていますね。信書について詳しくは→信書に該当するものを教えてください - 日本郵便

 

信書の取り扱いについてヤマトはずっと戦ってましたので、本当のところはコスト的にサービスが維持できなくなってきたということではないかと思っています。80円ってかなり安かったですからね。

 

事前に申請したダイレクトメールやチラシなどの非信書であれば従来のメール便のような形で発送できる代替サービスはあります。

クロネコDM便

でもこれが、いままでの1通80円の倍くらいの値段なんですよね。

 

あとちなみに、個人のオークション等小型の送付物に関しては、宅急便コンパクトや、ネコポスといったサービスがあります。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/campaign/201503cmlp/index.html

 

日本郵便の代替サービス「ゆうメール」

ヤマトの新サービスは料金が高い...。発送コストが倍に上がっても単純にCPAが倍になるだけですので、別の発送サービスを探すことにしました。

 

そこで、目をつけたのが日本郵便の「ゆうメール」。

 

ヤマトのメール便廃止に合わせて開発された新サービスというわけではないのですが、日本郵便の営業担当にお話を伺い、見積りをもらいました。

 

結果的にゆうメールを利用することにして、本日初の出荷をしたところです。

 

ゆうメールの料金

今回、ゆうメールで発送したいのは税理士事務所のダイレクトメール。A4の紙一枚を封筒に入れずに送るスタイルです。

 

日本郵便のウェブサイトでゆうメールの料金を調べると、最低料金が~150g・180円になっているんですが、法人や量が多い場合は要相談と書いてあります。

 

今回の用途では50g以下になりますので、もっと安くなってくれないと困ります。。

 

www.post.japanpost.jp

 

郵便局へ行って、ゆうメールを使いたい旨を伝えると、後日営業担当の方が来所してくれました。

 

そこで、月の予想発送量や用紙のサイズなどのヒアリングがありました。2週間くらいで見積りが出来上がってきたんですが、すげぇ安い

 

思いのほか安くやっていただけることになってびっくりしました。

 

むしろ、もっと早く乗り換えておけばよかったと思うレベルでした。

 

ゆうメール利用開始までの手続きと条件

上述の通り、郵便局にいってゆうメールを利用したい旨を伝えれば、営業担当の方を寄越してくれました。

 

見積り作成までに2週間、利用申し込みから開始までさらに2週間くらいで、サービス開始となりました。

 

利用開始までのスピード感は、正直まったくないですね。。時間に余裕を持って申し込むのが良さそうです。

 

送る予定の書類が信書でないことの確認と、封筒封入や宛名印刷の必要などを打合せました。今回はこのような条件で利用させてもらうことになりました。

  • 料金後納郵便扱い
  • 支払いは締め後1ヶ月後の月末
  • 銀行口座振り替え
  • 郵送物はA41枚ペラ
  • 宛名印刷は自社で

リードタイムは最大中3日かかるということでしたが、通常は発送から翌日に届くそうです。年始年末など繁忙期に関しては時間がかかる場合があるそうです。

 

ゆうメール発送までの流れ

ダイレクトメールに宛名の印刷を行い、郵便後納マークと「ゆうメール」という文言を記入すればOKです。

f:id:h_kagawa:20150513100314g:plain

差出事業所名は書かなくてもいいそうです。

 

ヤマトのメール便を使っていた時は、宛名を印刷した後にバーコードラベルを1枚1枚貼り付けていたので、料金後納マークを印刷するだけでいいのは楽です。

 

あとは発送枚数を表に記入します。ウェブからも発送枚数の登録はできるようなんですが、登録システムの仕様上、50枚までしか登録ができないそうです。備考に50枚以上あることを書いておけば問題ないらしいのですが、今回は表に手書きしました。

 

発送の準備ができたら、担当の郵便局に集荷の連絡をすれば配達人の方が集荷に来てくれます。発送表と郵送物を手渡して発送完了です。

 

まとめ。所感。

ゆうメールは、ヤマトメール便と同様、信書を送ることのできないサービスですが、ある程度発送枚数が多い場合は旧ヤマトメール便より安く送ることができます。料金的には満足です。

 

サービス内容としては、郵便配達人の方が届けてくれるので安心感はあります。まだ使い始めてから間もないので、不達の割合がどう変化したのかはっきりは分かりませんが。

 

ただ、スピード感については正直ちょっと...、といった感じです。

 

集荷に来ていただいたのも依頼をしてから3~4時間後だったし、開始するまでも時間かかりすぎです。

 

頼む場合は、時間に余裕を持って置くことが大事かと思いました。

 

ただスピードだけ目をつむれば、すごく良いサービスだと思いました!