学生や資格取得を目指している人向け 公認会計士と税理士はどっちが高収入か
公認会計士と税理士の違いについてみんなが気になる点についてまとまっている記事を発見したので紹介します。マーケティング的な気付きも。お客さんからどう見えるかが重要ですよね、やはり。
公認会計士VS税理士
どっちが偉くて儲かるかなんてエグいタイトルですが、仕事内容の違いや勤務した場合の給料、資格取得の難易度について比較した記事が面白かったので取り上げてみます。
税理士や公認会計士の方には、あーわかるわかる...といった内容かもしれません。
公認会計士と税理士の試験難易度の違い
試験の難易度については、「質と量」の違い、と表現されていました。
公認会計士の試験は1年に1回行われ、合格すれば資格取得の条件をクリアできるものです。
それに対して、税理士の試験は複数の科目に分かれて行われ合計で5科目合格することで、資格取得の条件をクリアできるようになります。その代わり、積み上げ方式で5科目合格するのに何年掛けても良いというもの。
出題範囲や内容の難しさは、どちらも膨大で大変な試験だと思いますが、公認会計士は1発試験なので試験の合格難易度は高くなりますよね。
それに対して税理士は1科目ずつ分けて受験できるので、時間はかかる分受けやすいとは言えますが、試験ですべて合格を目指すと10年くらいかかる場合もザラなので最終的な合格率はどっちもどっちと言えそうです。
働きながら受験する人が多いので、途中で心が折れる人が多そうです。
公認会計士と税理士の仕事内容の違い
お互いの仕事内容を舐めている!?
と引用先の記事では見出しが書いてありましたが、公認会計士と税理士の業務内容って全然違います。
お客さま目線からするとどっちも先生で同じようなものと思います。私が勤務しているのは税理士事務所ですが、税理士を指して「会計士」と呼ぶ人もいます。
税理士は中小企業の税務、税金の計算や、節税のアドバイスなんかがメインの業務です。
それに対して、公認会計士は大企業の会計監査が仕事です。会計的に正しい処理になっているかチェックするということですね。
どっちの仕事が質的に上かなんて議論は不毛ですが、違いを理解している一般の人って少ないと思います。
ここでウェブ担当者として注目すべきは、自分たちが当然と理解していることもお客さまは知ったことではないということ。
税理士と公認会計士の違い、税理士に仕事を頼むメリットや意義を分かりやすく説明したほうが良い場面もあるんじゃないかなと思いました。
SEOやPPC広告のキーワードで、「会計士」の中には本来税理士の方がニーズにあっている検索ユーザーが含まれている可能性が高いとも思います。
公認会計士と税理士、どちらの給料が高いか
「給料」ということでみれば、圧倒的に公認会計士に軍配があがるのではと思います。これは引用記事のおっしゃるとおりではないかと。
記事にもありましたが、仕事内容が異なりますので、やりがいとか仕事の楽しさ、向き不向きを考えると、どちらの資格が有利かは意見が別れるところのような気がします。
中小企業の社長達と話をするのが楽しいから、税理士を選んだという人が勤務している事務所内にもいます。
税理士のほうが、お客さんとも、社内でも人間関係がいい意味で中小企業的というか、より親身な関係性になるとは言えると思います。(働いていてそう思います。)