超初心者向けにAdSense(アドセンス)とAdWords(アドワーズ)の違いを解説。自分に必要なのはどっち?
今から思えば、何が理解できなかったのか分からないくらいですが、アドワーズとアドセンスって名前が似ていて、ごっちゃになっている人も多いような気がします。このブログでアドセンスの収益が極微量に上がるようになったので、記念に違いを解説するエントリーを書いてみます。
両方ともGoogleが提供するサービス
AdSense(アドセンス)も、AdWords(アドワーズ)もGoogleが提供しているサービスです。だからこそ、混乱するんですが。
まず、それぞれがどんなサービスか紹介した上で、違いについてまとめます。
AdSense(アドセンス)とは?
AdSenseは自分の所有しているウェブサイトなどに、他社の広告を表示することで収入を得られるサービスのことです。
AdSenseを利用すれば、自分のウェブサイトを広告媒体とすることで収益源にすることができます。
表示される広告は、Googleが広告代理店となって、ウェブサイトに訪れた人が興味を持ちそうな広告を自動的に表示してくれます。Googleが広告主から徴収した広告料の一部を収益として受け取ることが出来ます。
どのタイミングで収益が発生するかというと、広告をクリックされた時がメインです。極わずかですが表示された時点で発生する収益もあります。
AdWords(アドワーズ)とは?
自分のウェブサイトへ誘導するための広告を、Googleの検索結果画面に表示したり、AdSenseを導入しているサイトに広告を表示したりすることができるサービスです。
AdWordsは、広告主として利用しますので、こちらがGoogleへ広告料金を支払います。
広告主が支払った広告料はGoogleを介在して、広告を表示してくれたサイトへ還元されます。
AdSenseとAdWordsは目的が真逆になる
AdSenseは自分のウェブサイトに、他人の広告を載せて、広告収入を得たい人が利用するサービス。広告媒体サイドです。
AdWordsは、自分のウェブサイトに集客するため、他人に宣伝してもらいたい人が 利用するサービス。広告主サイドです。
AdSenseもAdWordsも広告という意味では同じジャンルですが、利用目的は真逆です。
自分に必要なのはどっち?広告主になりたいのか、広告媒体になりたいのか
AdSenseとAdWordsのそれぞれの役割を理解すれば、自分にとってどちらが必要かは分かりやすくなったのではないでしょうか。
広告主として集客のための広告を出したい場合は、AdWords。
自分のウェブサイトに広告を載せて収入を得たい、つまり広告媒体になりたい場合は、AdSense。
士業事務所のような、自分の商品やサービスを持っている人は、集客のためにAdWordsを使うことが多いのではないでしょうか。
所長ブログのようなものにAdSenseの広告を載せておくと、ブログで収益を生むことも可能ですが、収益が発生するのは広告がクリックされた時です。それはつまり、読者が他社のサイトへ行ってしまうということです。
自分の商品やサービスを持っている場合は、せっかく集めたアクセスを広告収入のために他社に流してしまうのはもったいないと言えます。そんなことをするより、自社の販売用サイトへしっかり導線を作ったほうが儲かります。
私の事例。両方とも利用しています。
私の場合は、会計事務所のウェブサイトはAdWordsに広告を出稿して集客を行っています。AdWordsで集客をしているウェブサイトにはAdSenseの広告は載せていません。アクセスしてくれた人はなるべく他社サイトへ離脱させないようにしています。
そして、このブログにはAdSense広告を載せています。このブログはアクセス数が少ないので収益は微々たるものですが、発生しています。
このブログは、ウェブ担当者や士業の方など、会計事務所の見込み客とはならなそうな人を想定読者としています。なので、広告をクリックして他社のサイトへ離脱していっても問題ないというか、むしろありがとう。ということになります。
このブログの目的は、会計事務所のウェブサイトへアクセスを送るものではなく、自分の勉強の為と、SEOの為です。おまけにAdSenseで収益が少しでも上がればいいなと思って広告を載せています。