複合キーワードを簡単かつ大量に集める方法
昨日の続き。親キーワードを集めることができたら、次は複合キーワードを集めます。複合キーワードは機械的に大量に集めるのが効率的です。
親キーワードと併せて検索される複合キーワードを収集する
昨日の記事では、親キーワードを集めるためのフレームワークを紹介しました。
フレームワークに沿って集めたキーワードをそのまま、SEOやリスティング広告に使っても、もちろん良いのですが、単品のキーワードというのは検索されやすい反面、ライバルが多くなりがちです。
いわゆる、ビッグワードやミドルワードと呼ばれるものは、だいたい単品のキーワードです。
こういうものは、検索される回数は多いのでアクセスは稼げますが、
- 検索順位が上げづらい
- クリック単価が高い
- コンバージョンに繋がらない検索ユーザーもアクセスしてくる
などのデメリットも持っています。
ですので、他のキーワードと組合せ、複合キーワードにしてSEOやリスティング広告に利用するのがオススメです。
単品のキーワードと複合キーワードについては、こちらの記事も参考にしてください。
複合キーワードの集め方
それでは、親キーワードと組合せて検索される複合キーワードの集め方を紹介します。
簡単かつ大量に集める方法は2つあります。
- 検索クエリから機械的に集める方法
- 親キーワードとよく組合せて使われる言葉で作る方法
検索クエリから機械的に集める方法
機械的に集める方法で、使えるツールを2つ紹介します。
Googleのキーワードプランナーで候補を取得する
https://adwords.google.co.jp/keywordplanner
これは、GoogleAdWordsのアカウントを作成すると使えるようになります。
こんな感じで、親キーワードを入力すると、複合キーワードの候補と月間の検索数の目安などを教えてくれます。
キーワードの候補を探す時だけでなく、狙うキーワードの競争率なども調べることができるので便利です。
goodkeywordで検索のサジェストを取得
goodkeywordは親キーワードと一緒によく検索されているキーワードを一気に取得できるツールです。
Googleで検索するとき、検索窓にキーワードを入力しますよね。単語を一つ入力すると、その後に続く言葉の候補がズラッと出てくるのをご存知でしょうか。
サジェストと言うのですが、Googleが入力したキーワードと一緒に検索されているキーワードを表示してくれています。
そのサジェストを取得してくれるわけです。
検索ユーザーが実際によく使っている言葉を取得できるので、その中からご自身のビジネスに関係のない言葉を除外していけば、効率よくキーワードを集めることができます。
親キーワードとよく組合せて使われる言葉で作る方法
上記の方法でかなりのパターンを押さえることができると思いますが、さらに漏れ無くキーワードを集めるために、よく組み合わせて使われる言葉については手動で作成していきます。
商圏ビジネスの場合は地名を抑えておきましょう
花屋とか、歯医者、税理士などのビジネスそのものを表していて、商圏があるビジネスの場合は、地名と組合せて検索されることが多いです。
「花屋 新宿」「花屋 歌舞伎町」「税理士 品川」「歯医者 品川駅」などですね。
商圏サイズや立地に応じて、地名リストを作成してみてください。
- 県名
- 市区町村名
- 駅名
上記は必ず押させておきましょう。
あとは、
- 旧地名
- 町名
- 地元の人が使う地名
この辺も必要に応じてリストアップします。
特に合併などで今は使われていない地名も、人々は使い続けますので、注意が必要です。
ご自身の商圏内の地名リストを作成しておけば、ツールを使えば親キーワードとの組合せリストが簡単に作成できます。
https://adwords.google.co.jp/keywordplanner
キーワードプランナーにも同様の機能があります。
親キーワードと組合せて使われる言葉で補完する
SEO業界で権威のある方の記事です。
www.searchengineoptimization.jp
検索ユーザーの心理的状態(購入意欲が高いか低いか)別によく使われる言葉がリストアップされています。
商材によって使われる言葉はそれぞれだと思いますが、「相談」「販売」「口コミ」「おすすめ」などの親キーワードと一緒に使われやすい言葉は、押さえておくべきです。
上記の方法で集めたキーワードで漏れていたら、手動で加えていきましょう。
まとめ
効率的にキーワードを集めるために使えるツールを紹介いたしました!
実務的には、こうして集めたキーワードを選別するのですが、その方法はまた別の記事で紹介しようと思います。