月3万PVのはてなブログからライブドアブログへ引っ越しした理由
このブログとは別にはてなブログで運営していたブログを、ライブドアブログに移転させました。なぜはてなブログをやめたのか、理由について整理しておきます。
ブログの引っ越しを検した理由
このブログ以外にも、はてなブログで運用しているブログがいくつかあるのですが、その内の一つのブログで、はてなブログからライブドアブログへ引っ越したブログがあります。
はてなブログのサービスや機能に不満があるわけではありません。デザインは良いし、管理画面の使い勝手も悪くないと思っています。
ではなぜ、引っ越しをたかというと、
ブログのテーマやジャンルによっては、はてなブログを使うメリットを活かせない
という結論に至ったからです。
無料ブログサービスを使うメリット
はてなブログをはじめとする無料ブログサービスを使うメリット(有料プランを使ってはいますが)とは何か。
一つは、運用の楽さ、開設するまでのスピードが早いということ。
もう一つは、ブログサービス内でのアクセスの集め易さだと思います。
(SEOに関しては、独自ドメインのWordPressもブログサービスも、最終的にはコンテンツの内容と運用期間の勝負になると感じます。自由度が高い分WordPressに優位かも。)
アクセスの集め易さとは、ブログサービスを使っていると、ユーザーが、同じブログサービスを使っている他のブログへ訪問する機会が用意されているということ。
はてなブログでいうと、新着エントリーの一覧とか、注目エントリーに載ると、他のはてなブログユーザーが訪問してくれることがあります。
読者登録やスターを付けたりするユーザー同士の横のつながりもアクセスを集めるのに有効です。
このようなブログユーザー同士のアクセスは、自分のブログと関連するテーマを持ったユーザーが多いと効果がより高くなると思います。
ここが大事なポイント。
あとはてなブログに関しては、SEO的にも、バズらせて大量アクセスをゲットするという面でも、はてなブログは大きな魅力の一つでした。
はてブが付きやすいのではないかと。少なくとも注目エントリーに載れば、はてなアカウントを持っている人に観てもらえるので、はてブが付く最低条件をクリアしますからね。
はてなユーザーの興味に合っていないジャンルだと効果が感じられない
上にも書きましたが、ユーザー同士の繋がりは、自分のブログと関連するテーマを持ったユーザーへ記事を届けることで効果が生まれると考えられます。
そのため、多くのブログサービスでは、ブログを登録する時にジャンルを選べるようになっています。
ブログユーザーが、興味のあるテーマのブログを見つけやすくなるようにする仕組みです。
(はてなブログで運用を始める前に気がついてはいたんですが、)今回引っ越しを検討しているブログのテーマは、「釣り」や「アウトドア」についてなのですが、はてなブログにはそれに直接関連するジャンルがない。
はてなブックマークのカテゴリにも、直接関係するカテゴリーがない!
アクセス解析の結果を見てみても、はてな内のサービスからの流入はかなり少ないのが現状です。(80%が検索経由の流入で、参照は4%。その中の4%がはてな経由)
ブログサービスによって、メインユーザーの興味のある話題は違うんだなぁということを実感しております。
本ブログのような、IT技術系の話題であれば、はてなユーザーの興味にマッチしている気もしますが、引っ越しを検討しているブログは、はてなブログを使う理由がないような...。
今回引っ越しを検討しているブログは、月のPVが30,000くらいになりましたが、運用3ヶ月、記事数は60くらいとまだまだ運用歴は短いブログです。
ここで判断を下すのは少し早いかもしれませんが、早い段階で引っ越しをした方が、ダメージを最小限にできるかなと思って決断しました。
まとめ。ブログを書く理由はアクセスがすべてではないけど、ビジネスでやるならより有利な方を選択するべき
個人が趣味で行うブログでは、アクセス数を稼ぐことが全てではありません。
はてなが好きだからとか、他のはてなサービスを使っているから、デザインが好きだからなど使う理由が他にあれば、アクセス数を稼ぐのに別の有利な場所があるとしても、はてなブログを使い続けて何も問題はないと思います。
ですが、少なくともビジネスの一貫でブログを書いているのであれば、目的を達成するのにより有利な場所を選択するべきだと思います。
個人のブログでも、より多くの人に観てもらって個人のブランドを作りたいであるとか、広告やアフィリエイトで収入を得たいと思うのであれば、より有利な選択をした方が良いですよね。
必ずしもアクセス数があれば目的を達成できるという訳ではありませんが、今回は興味のある人を集める機会がライブドアブログの方が多そうだということで引っ越しを決めました。
アクセス数は一時的に減るかもしれませんが、最小限に収まるように施策も行うつもりです。その模様もお伝えできればと思います。